どーも、じじどんです!
前回の記事では、自宅で簡単に精子を観察できる「元気チェッカー」というキットについてご紹介させていただきました。
このキットで少なくとも動いている精子がいることを確認することができましたが、それだけでは自分の精子が正常なのかどうかは判断できませんよね。
やっぱりちゃんと病院に行って、しっかりとした検査を受けるべく、都内で病院を探しました。
今回私ははらメディカルクリニックという病院を選び検査を受けましたので、紹介させていただきたいと思います。
結果的に、はらメディカルクリニックを選んでとてもよかったと思います。
Contents
なぜ「はらメディカルクリニック」を選んだか
都内で精液検査ができる病院は山ほどありますが、私がはらメディカルクリニックを選んだ理由についていくつかポイントをご紹介したいと思います。
口コミ評価がとても高い
まずはこれですね。ネットで調べてみるととにかく評価が高い!
- 実際にこれまでに多くの実績を残してきている
- 先生の質が非常に高い
- 設備がよい
- 予約システムがよい
- 通いやすい
といった具合に、ネガティブな評価はほぼ見受けられませんでした。
自宅で採取可能
続いて私が決めた一番のポイントはこれ。精液検査ができる病院が多くありますが、自宅で採取可能な病院はあまり多くありません。
ちなみにはらメディカルクリニックでは
- 自宅で採取
- クリニックで採取
の2つの選択肢がありますが、クリニック自体が自宅で採取する方法を推奨されています。
病院で採取となると最初は少し勇気がいりますよね。私は特にチキンハートなので、自宅で採取できることは非常な大きな決め手となりました。

郵送で検査結果受領
そして検査結果は郵送で送られてくるため、改めて病院に足を運び先生から説明を受ける必要がありません。ここもチキンハートな私にとっては大きなポイントでした。
検査方法
前述のとおり、はらメディカルクリニックでは以下の2つのオプションがあります。
- 自宅で採取
- クリニックで採取
私は自宅で採取のほうを選択したので、ここではその流れについてご紹介します。
採取方法
はらメディカルクリニックのホームページから予約をすると、事前に説明資料と精液を採取する容器が送られてきます。
その容器に精液を入れ、容器に貼られているシールに氏名と採取時間を記入するだけです。
ちなみに禁欲は2~6日くらいが最適、採取は性交ではなくマスターベーションにて実施することが注意点です。
提出方法
予約時間から3時間以内に提出する必要があります。とはいえ3時間もあれば十分な時間ですよね。
クリニックでは3階の精子提出用BOXに入れるだけ。特に受付などを通す必要もなく、行って置いて帰るだけ。誰とも会話する必要もありませんし、誰かと顔を合わせることもないかもしれません。
ちなみに私は誰とも出会わずに提出を済ませました。
※以下の写真では男性が電話をしていますが、特に用がなければBOXに置いて帰るだけです。

検査結果
さて、提出が終わると、約10日後に詳しい解説書類や診断レポートとともに検査結果が郵送されてきます。
封筒を開けるときはとてもドキドキしました・・・
実際に届いた検査結果についてひとつずつ紹介します。
精液検査 初回診断レポート
これが診断レポートのサマリーです。

まず、「精子はあり」。
これは事前に元気チェッカーで確認できていたとおりですね。ただし詳細な項目として、
「奇形精子症:正常形態率が4%未満」
とのこと・・・。
最初にこれを見て血の気が引きましたね。『奇形??精子の形が奇形ってこと??』
いやな想像ばかりがふくらんでしまいました。
いったん気持ちを落ち着けてしたのほうを読んでいくと、
【精子所見から見た妊娠の可能性と加療の必要性】の項目では、
「一部の検査所見が基準下限域ですが、総合的に判断して男性不妊治療の必要はありません。」
とのこと。『あれ?精子が奇形なのに??』ちょっと頭がよく整理できず、違う紙にも目を通しました。
精液検査結果(精子数と運動率)
続いて検査結果の詳細になります。この紙では、精子の数や濃度、運動率についての検査結果が示されています。
顕微鏡で観察した映像が大きくのっています。そしてそれをもとに算出した2つの視野での数値と、その平均値が下段に書かれています。


この検査結果は、次の写真の「精液検査の見方」にのっている基準値と自分の結果の数値を見比べて、正常かどうかを確認します。
検査項目としては次のようなものがあります。
- 精子濃度
- 総精子数
- 精子運動率
- 運動精子濃度
- 直線速度
- 曲線速度
- 直進性
- 頭部振動数
- 高速運動率
例えば精子濃度であれば、私は基準値の2倍ほどになります。
精子運動率はほぼ基準値。直線速度や曲線速度は基準値以上ですね。(曲線速度めちゃはや)
精子の数や運動率には問題ないということがわかりました。

精液検査結果(正常形態率)
続いて正常形態率の検査結果になります。
こちらについても、自分の検査結果と次の写真の「精液検査結果の見方」を見比べて確認することになります。

正常形態率(%)は、
正常精子数÷(正常精子数+異常精子数)×100
で求められます。
私の場合は、正常精子数が6個、異常精子数が194個だったので、
6÷200×100=3%
という結果でした。
「全体の4%以上が正常範囲、4%未満が異常範囲」とWHO規定では定められているため、私は奇形精子症と判断されたわけですね。
そもそも正常な精子数ってとても少ないんですね・・・

では200個中いくつが正常だと4%以上になるかというと、8個ですね。
あと2個正常な精子が含まれていれば、正常範囲内だったということになります。とはいえ、どの視野で確認するかによってこの数値は簡単に変わってきそうにも思いますよね。
ちなみにアメリカの精子検査ガイドラインでは、3回の検査結果の平均値で診断を行っているそうです。
上の写真にも記載されていますが、奇形には次のようなものがあるそうです。
- 頭部の奇形
- 首部と側面部の奇形
- 尾部の奇形
- 残留細胞質
また、形態異常精子の受精が原因でこどもに障害が発生するという報告はないとのことです。
まとめ


うん!検査を受けてなんだかすっきりしたよ!次のアクションも明確になったしね。
いかがだったでしょうか?実際に私が病院で受けた検査結果を見て、精液検査のイメージがわいたのではないでしょうか。
精子の検査として見るポイントは、
- 精子がいるかいないか
- 精子の数はどうか
- 精子の運動性はどうか
- 精子の形態はどうか
と、いくつかの項目があることがわかりました。
そして、自分がどの項目において異常なのかよって、今後とり得る治療の内容も変わってくるのです。
私の場合は精子の正常形態率が少し低いという結果でしたが、病院で検査しないと絶対にわかるものではありません。結果は良いものではありませんでしたが、検査をしてみてすっきりしました。次にとれるアクションが明確になったからです。
検査を受けようか悩まれているかたは、思い切って病院での検査を受けてみてください。
部分的に悪い結果もあったけど、はっきりできてよかったね!