

安全な技術らしいけど、確かにリスクとか費用とか、いろいろ気になるね。
鼻からスイカを出すくらい痛い!
出産の痛みをよくこのように例えますよね。男の私からするともう想像を絶します。
女性もこの例えを聞くと、出産するのが怖くなってきますよね・・・
そこで最近では無痛分娩という出産方法をとられるかたも増えてきているのではないでしょうか。
私の妻も、最後の最後まで悩みましたが最終的には無痛分娩を選択し、出産してみた結果として「無痛分娩でほんとうによかった」との感想なので、今回は妻の実体験をもとに無痛分娩の費用やリスクも含めたメリット・デメリットについてご紹介したいと思います。
Contents
無痛分娩とは
無痛分娩とはその文字通り、痛みを感じずに(正確には緩和しながら)出産する方法で、麻酔を用いて行われる分娩方法です。
麻酔の方法としては、硬膜外麻酔というのが現在最も主流の方法です。
無痛分娩において最も一般的に用いられる麻酔法。脊髄の近く(硬膜外腔)に麻酔薬(ロピバカイン、フェンタニル)を注射して鎮痛を行う。麻酔薬が胎児にほとんど影響せず、また、母親の意識もはっきりしたまま分娩を行えるといったメリットがある。分娩がすでに進行している場合、素早く鎮痛を行うために脊髄くも膜下麻酔を併用する場合もある。
引用元:wikipedia
高い技術や麻酔が必要な分娩方法のため、すべての病院で受けることができるわけではありませんが、最近は無痛分娩を扱う医療機関は増えてきています。
無痛分娩の費用
気になる費用ですが、これは医療機関によってさまざまです。
ほんとうにざっくりとした相場ですが、通常の自然分娩の費用プラス15万円といったところでしょうか。
実際に妻が入院した病院では、入院保証金でプラス15万、無痛分娩麻酔手技・管理料でプラス20万の合計でプラス35万でした。
相場に比べるとかなり高めだったかもしれませんが、それだけ技術やサービスがしっかりとしたクリニックでしたので納得しています。
無痛分娩のリスク
無痛分娩での事件がいくつか報じられたりなど、どうしてもそのリスクが気になってしますかたはいらっしゃるかと思いますが、実際にはほとんどリスクはなく安全な分娩方法です。
母体はもちろん、赤ちゃんへの影響もありません。
海外ではこの無痛分娩が主流で、アメリカでは8割が無痛分娩での出産だそうです。
日本でも徐々に無痛分娩が行える病院が増えてきています。
無痛分娩の流れ
無痛分娩の実際の流れですが、出産のタイミングが近づいてくると以下の手順で進みます。
背中に局部麻酔
まずは背中に局部麻酔を打ちます。これは硬膜外麻酔の針をさすときの痛みを和らげるためです。このときの痛みはたいしたことありません。
硬膜外麻酔
続いて硬膜外麻酔をします。事前に局部麻酔が効いているため、針をさしても痛みを感じません。
そして麻酔薬を注入し、陣痛を待つだけです。
麻酔薬の調整
もし麻酔の効きが足りなかったりして陣痛を感じたりすると、麻酔薬の量を調整して痛みを和らげます。
実際に私も妻も麻酔後に少し痛みが出ましたが、麻酔科の先生がていねいに状態をヒアリングしながら麻酔量を調整していただきました。
これ実際の出産間際の陣痛室での妻の様子ですが、余裕ぶっこいてテレビみながらその時を待っています笑

このあと、妻は痛みをまったく感じることなく、笑いながらこどもを出産しました。
ドラマ等でめちゃくちゃ大変そうな出産シーンをよく見てきたので、笑いながらリキむ妻の出産に立ち会いながら不思議な気持ちになりました、本当に痛くなさそうでなによりでした。
出産後の妻の感想は「楽しかった」ですからね笑
無痛分娩のメリット・デメリット
ではここで無痛分娩のメリットとデメリットについてまとめておきますね。
以下のとおり、基本的にメリットだらけです。
※あくまで私たち夫婦の感想です
メリット
- 痛みを感じずに出産できる。これが一番のメリットですね。
- 出産の体力を温存でき、産後の母親の回復が早い。
- 母児のストレスを抑制できる。
- 赤ちゃんへの直接的な影響もない。
- 陣痛促進剤と合わせての分娩のため、出産タイミングも計画できる。
デメリット
- 自然分娩より費用がかかる。
- すべての病院で受けられるわけではない。
- 発熱や頭痛、吐き気などの副作用が母体に出ることがある。(妻は皆無でした)
まとめ
いかがだったでしょうか?
無痛分娩のメリットやデメリットについてご理解いただけたかと思います。
私たち夫婦の感想としては、無痛分娩は選択肢としてはおすすめです。もし2人目の子を授かるようなことになれば、迷わずまた無痛分娩を選択すると思います。
とはいえ、母児の状態だったり受ける病院の質でリスクがまったくのゼロというわけではありませんので、先生とよく相談し、夫婦でもよく話し合い、自己責任で決めていただければと思います。
この記事が少しでもみなさまの参考になれば幸いです。
無痛分娩って痛くないっていうけど本当かしら?リスクとかないのかな…?