

最初は薬として薬局で売られていたらしいよ。いまや置いてない飲食店はないほど人気の飲み物だよね!
どうも、じじどんです!
今回は米国企業紹介の第2弾。およそ100年の歴史をもつ世界的にも超有名企業コカ・コーラについて分析します。
基本情報
- 会社名:コカ・コーラ・カンパニー(The Coca-Cola Company)
- ティッカー(銘柄コード):KO
- 本社:アメリカ合衆国 ジョージア州
- 会社HP:https://www.cocacola.com
- 設立年:1919年
- 上場年:1950年
- 決算期:12月
- 市場:NYSE
- 採用指数:DOW30 / S&P500
- 業種:生活必需品
「コカ・コーラ」や「ファンタ」、「アクエリアス」など、ヒット商品は数知れず。世界200か国以上で500ブランド以上のノンアルコール飲料を展開しています。
2014年にはモンスター社と栄養ドリンクの販売で提携。そして2018年には日本で実験的にアルコール飲料の販売も開始し、近年も変革に積極的です。
また、あのウォーレン・バフェット氏が経営するバークシャー・ハサウェイ社が9.41%(2018年現在)の株式を保有する筆頭株主となっています。
業績推移
まず過去10年の業績推移について見てみましょう。

2012年以降、徐々に売上高、純利益ともに減少傾向にあり、2017年には前年に比べ大きく減少しています。
これは近年、世界的に健康志向の風潮にあり、砂糖が多く含まれるコカ・コーラが売れにくくなっていることが要因のひとつです。
そのため、前述のとおり栄養ドリンクやアルコール飲料にもチャレンジしはじめているのではないでしょうか。(どちらも健康志向に沿うものではありませんが)
株価推移
続いて株価の推移について見てみましょう。
まずはここ10年間の株価推移です。

2012年以降業績が下落気味なのに対し、株価は堅調な右肩上がりを示しています。投資家たちのコカ・コーラ社に対する期待の表れでしょう。
つづいてNYダウとの推移を比較してみます。

2016年まではNYダウとほぼ同水準での株価推移ですが、2016年を境目に株価は停滞気味ということがわかります。
最後にこの1年間の株価推移です。

しばらくはレンジ相場での値動きでしたが、この10月からやや急騰気味です。
今後50ドルを上抜けてくるか期待ですね。
売上構成
2017年の売上の構成比は以下のとおりです。

さすが世界中で人気なだけあって、各リージョンで売上がまんべんなく発生しています。
日本での売上なんてほんの一部であることがわかりますね。
バフェット流銘柄分析
それでは最後にバフェット流銘柄分析のワークシートを見てみましょう。
バフェット流銘柄選定についてはこちらの記事をチェック!
※あくまで参考としてご確認ください

総合評価としては○としました。
いくつかコメントしてみます。
まず消費者独占力について、ペプシコーラなど人気の競合他社もありますが、それでもやはりコカ・コーラは消費者独占力があるといってよいでしょう。
また、20年後もコーラの味は陳腐化していないと思います。(あくまで私の読みです、、)
成長性については2012年を境に下降気味です。特に2017年はトランプ大統領による税制の改正が原因で著しく数値が低くなっています。
ただし、長期的にみるとEPSは回復していくことが見込まれるため成長性は△としています。

この2017年の数値の悪化が原因で、ワークシート上の株価分析の項目は軒並み△としていますが、前述のとおり長期的には回復していくと予想します。
株価の堅調な推移からも投資家たちの期待の表れが見て取れますよね。
まとめ

いかがでしたでしょうか?
近年少し業績が落ち込み気味ですが、あのウォーレン・バフェットが筆頭株主となっているコカ・コーラ社。
ちなみにわたしはいまコカ・コーラ株は保有しており今後の成長にも期待しているため、継続して監視していきたいと思います。
コカ・コーラ大好き♪無性に飲みたくなるよね!